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基礎代謝による消費エネルギー量、計算方法
一般的に使われる基礎代謝量(エネルギー)の計算方法
- ハリス・ベネディクト方程式(医学的な計算方法で有名)
- ・女性の方 665+(9.6×体重kg)+(1.7×身長cm)−(7.0×年齢)
- ・男性の方 66+(13.7×体重kg)+(5.0×身長cm)−(6.8×年齢)
仮にA子さん(女性、体重50kg、身長152cm、年齢30歳)で計算してみます。
665+(9.6×50kg)+(1.7×152cm)−(7.0×30歳)=1,193kcal
よって、基礎代謝量は1,193kcal(キロカロリー)となります。
これを絶対基礎代謝量とします。
絶対基礎代謝量と生活活動強度
絶対基礎代謝とは目を覚ました状態で絶対安静を保っている場合に呼吸をしたり内臓や脳などが働く為に必要なエネルギーの事を言いますが、A子さんは絶対安静にしているわけでは無く、睡眠、食事、入浴等の生活に必要な事をします。これを絶対基礎代謝量に加味する必要が有ります。
加味する値を生活活動強度と呼び、生活活動強度にも4段階有りますが国民の大半がそうである生活活動強度U(×1.5)を加味する事にします。
1,193kcal(絶対基礎代謝量)×1.5(生活活動強度U)=1,789kcal(生活基礎代謝量)
よって、A子さんが普通に生活をしている状態で特に運動もしていない場合で太ることも、痩せることもしない為に必要なエネルギーは1,789kcalとなります。
これを生活基礎代謝エネルギーとします。
自分に必要な生活基礎代謝エネルギーを直ぐに見たい方は「基礎代謝の消費カロリー早見表」を参照して下さい。
- 参考−生活活動強度Uとは?
- 通勤、仕事などで2時間程度の歩行や乗車、接客、家事等立位での業務が比較的多いほか大部分は座位での事務、談話などをしている。(国民の大半が該当)(厚生労働省:第6次改定日本人の栄養所要量に掲載)
摂取カロリーや消費カロリーのバランスを考える事は健康にとっては大変良い事ですが、それだけでは痩せることは出来ません。 痩せる為には「ある事」が大変重要になります。誰にでも簡単に出来て、しかも早く痩せる事ができるダイエット方法とは? |
基礎代謝量と筋肉の関係
基礎代謝量は性別及び年齢、身長、体重によって決定されますが、同じ年齢、体型の人でも実は微妙に基礎代謝量が違ってきます。それは何かというと筋肉です。
体内の臓器を動かす為には筋肉が必要であり、筋肉が発達している方が臓器の動きが良くなり、それにより基礎代謝量が増える事になります。
つまり、運動をする事により体内の筋肉を発達させ、それにより基礎代謝量(消費エネルギー)が増え脂肪が減ることになります。
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